最近は気温も上がってきて、ポカポカと気持ちよい季節ですね。
気温が上がると汗ばむことも多くなりますし、顔の肌のテカリなど気になってきますよね。
特に脂性肌タイプの方は細かく顔をタオルや脂取り紙で拭いたりしないと、ニキビの原因となることもあります。
ただ乾燥肌の方でもニキビができることも実はあるんです。
乾燥肌でもニキビができる理由
乾燥肌だと、ニキビができにくいっていうのが一般的な考え方だと思いますが、乾燥肌でもニキビができることはあり得ます。
通常、ニキビと言えば皮脂の過剰分泌が原因とされていますが、乾燥肌の場合、別の理由でニキビが発生することがあります。
まずなぜニキビができるのかいうと、ニキビは毛穴に皮脂がつまり、細菌が繁殖することでできるんです。
特に「アクネ菌」と呼ばれる細菌が活発に増えると、炎症を引き起こしニキビが形成されます。
これらがニキビができる基本的なメカニズムです。
乾燥肌というのは、読んで字のごとく肌に水分量が少なく乾燥している状態を指します。
肌が乾燥し水分が不足すると、肌は潤いを保とうとして皮脂の分泌を促します。乾燥肌の人はこの反応が過剰に働くことがあり、その結果、毛穴が詰まりやすくなりニキビができてしまうんです。
また乾燥肌は肌のバリア機能が普通の肌より低下しており、肌の新陳代謝であるターンオーバーが正常に行われなくなります。
通常、肌のターンオーバーは28日と言われていますが、乾燥肌の方はそれが正常に行われないため、古い角質が肌表面に蓄積し、毛穴の出口が狭まります。
その結果、正常に皮脂が排出されず、炎症を引き起こしやすい状態になってしまうのです。
また今の時期ですと、気温の変化が激しいですから、エアコンを使うことも増えてくると思いますが、エアコンの使用は肌の水分を奪うので、乾燥肌を悪化させることもありますので注意が必要です。
以上の様に、乾燥肌だからニキビはできないという訳ではまったくないのです。乾燥肌だからこそできてしまうニキビもあります。
また乾燥肌という状態はそもそも良い状態ではないので、しっかりとケアをして普通肌に変えていく努力をしなければいけませんね!