先日、乾燥肌でもニキビができてしまう理由について説明しました。
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本日は乾燥肌のニキビ対策について解説したいと思います。
乾燥肌のニキビ対策とは
ニキビ予防にはどんな肌タイプでも必要な生活習慣の見直しが重要ですが、乾燥肌特有の対策も必要です。
環境調整
まずは自分の生活している場所の環境の調整をすることをおすすめします。 特に多くの時間を過ごす家や部屋の温度などには気を付けなければなりません。
乾燥肌の方は、普通肌の方と比べ肌に水分をキープする力が弱くバリア機能が低下しやすいため肌の調子が悪くなることが多いのです。
なので普通肌の人よりも、より肌が乾燥しないように注意する必要があるのですが、お肌の乾燥を防ぐための湿度は60~65%と通常より高めです。
そういった理由からエアコンなどを使用する際は、湿度が下がらないように加湿器を使うなりして適切な湿度を保つようにしましょう。
濡れたタオルを部屋で干すなども有効ですし、自ら小まめに水分摂取して体の中からも乾燥しないように注意するのも良いでしょう。
洗顔と入浴
私もそうですが、お風呂で洗顔するときに必要以上に熱いお湯で洗ったことはありませんか?
熱いお湯で洗顔するほうが汚れが落ちそうな気はすると思うのですが、実は40度以上のお湯で洗うと肌表面の皮脂がお湯に流出してしまいます。
それ故に37~40℃のぬるま湯で洗顔し、入浴時間を短めに保つのが肌の乾燥を防ぐのに最適です。
また、保湿成分を含む入浴剤を使うことで、入浴後の乾燥を防くこともできるのでおすすめです。
マスクの使用方法
コロナも落ち着いてきて、マスクをする機会も減ってきたと思います。
ただ一方でこのシーズンになると、花粉症や黄砂の影響でマスクをしている人も多くいるそうです。
実はマスクは動いた時や暑くてマスクを外したりするときに、繊維が肌と擦れて肌にダメージを与えることもあります。
コロナ時に流行っていた不織布タイプのマスクは化学繊維で肌への刺激が強いので、不織布マスクよりも肌に優しい素材を選び、マスクと肌との間にガーゼを挟むなどして摩擦を減らす工夫をしましょう。
また、マスクを外した後の適切なスキンケアもニキビ予防には欠かせません。
乾燥肌でもニキビができてしまうことはある程度仕方ありませんが、適切なスキンケアと生活習慣の改善で予防および改善が可能です。
やはり乾燥肌の方で気を付けなければならないのは、今以上に乾燥させないように気を付けることです。
入浴方法もしかりですが、元々そういった行動を続けていたからこそ乾燥肌に変わっていった可能性もありますので、普段の生活から見直していきましょう。