朝起きて、鏡をみて顔がむくんでいるなぁと思ったことはありませんか?
私も会社の懇親会などに参加した次の日にむくんでいるなと思った経験があります。
そもそもなぜむくむのでしょうか?
今日は、むくみについて考えてみたいと思います。
むくみとは?
むくみは、医学的には「浮腫」とも呼ばれ体の一部または全体が通常よりも膨らんで見える状態を指す言葉です。
具体的には、血液やリンパ液の流れが滞ることで、液体が組織の間に溜まり、皮膚が突っ張るような感じがするのが一般的な症状です。
では普段の生活の中でどんなことをしたら身体がむくんでしまうのでしょうか?
むくみの原因
生活習慣の影響
先程もお伝えしたように、むくみとは血流やリンパの流れが滞留することで起こる現象です。
仕事の内容にもよるでしょうが、長時間の立ち仕事やデスクワークなどにより長く座っているなどすることで下半身の血流が悪化し、重力の影響で血液やリンパ液が下半身に溜まりやすくなることでむくんでしまうので、時間を作って立ってストレッチをするなど意識をしましょう。
また普段口にするものでも影響します。特に高塩分の食事には気をつける必要があります。
塩分は体内で水分を保持する性質があり、過度な摂取は細胞に余分な水分を保持させ、むくみの原因となるんです。
よく前日飲み会があって暴飲暴食をして、顔がむくんでしまったという経験をした人も多いでしょうが、それはレストランや居酒屋のメニューはやはり味が濃いので、塩分過多の状態になっているのでしょう。
加えて、十分な水分が体内にないと、老廃物の排出がスムーズに行われず、それがむくみを引き起こすことがあるので、外食に行った際は必ず意識的に水分を摂取しましょう。
病気や薬の可能性
病気や健康状態により体がむくんでしまうこともあるので、不摂生な生活をしていない、何も心当たりがない方は一度病院に行った方がいいかもしれません。
心不全、腎臓の病気、肝臓の病気、リンパの流れが悪い状態など、体の疾患や異常によるむくみの可能性もありますし、一部の高血圧薬、糖尿病の薬、ホルモン剤などが影響する場合もあります。
また女性のケースですが、生理前後はホルモンのバランスが変動し、体内での水分のバランスが乱れやすくなるのが原因でむくむこともあります。
むくみの解消
上記ではなぜむくんでしまうのかを説明しましたが、どうすればむくみを軽減できるのでしょうか。
日常生活の工夫でむくみを軽減
自宅でできることとして、半身浴をすることはおススメです! 半身浴をすることで下半身の血行を促進し、むくみの原因となる血液やリンパ液の滞りを解消することができます。
加えて、お風呂でリンパマッサージをするのも良いでしょう。血行も良くなっている状態で、リンパマッサージをすることでリンパ液の流れを促進し、むくみや老廃物の排出を促進させます。
食生活の見直し
食事とぬくみというのは大きく関係しているので、食生活も見直した方が良いかもしれません。
まず塩分の摂りすぎには気をつけましょう。1日の食塩摂取量を6g以下に抑えることが推奨されてます。
また意識的にカリウムを摂取するようにしてください。実はカリウムは体内の塩分を排出する作用があるため、むくみ予防に有効なんです。
カリウムが含まれている食べ物ですと、バナナ、アボカド、ほうれん草などが普段から食べやすいのでおススメです。
むくみ | まとめ
現代社会だと、皆さんパソコンや携帯を頻繁に使い、同じ姿勢で仕事することも多いと思うので、血流やリンパ液が滞りむくれてしまいやすいかもしれません。
普段の食事などを少し気をつけるだけでも改善できることもあるので是非実践してみましょう!