近年6月〜9月ごろまでの残暑を含めて、厳しい暑さに見舞われる期間が長くなっています。高温多湿などの影響で体温調節の負担や食欲減退、水分と電解質のバランスによる脱水症状など、複数が組み合わさり夏バテと言われますが、皆さんは夏バテを感じたらどのように対策していますか?
また、夏バテの症状は人によって違い、夏バテが悪化すると危険な状態に陥る可能性もあります。一般的な症状と危険な状態を合わせて把握しておきましょう。
夏バテの一般的な症状
・食欲不振
暑さにより食欲が低下し食事摂取量の低下を起こします。
・頭痛やめまい、立ちくらみ
脱水症状による症状の一つで、体内における電解質のバランスが乱れている状態です。
・集中力の低下、睡眠の質の低下
暑さや疲労によって作業や学習に集中できなくなる場合があり、熱帯夜頭等の影響で睡眠の質も低下することでより悪循環となります。
夏バテが悪化している危険な症状とは?
・重度の脱水
・栄養失調
・心血管系への負担
・症状の慢性化
夏バテが悪化すると上記の様な症状が出てくることもあります。
軽い夏バテの症状から悪化すると、医療的に治療が必要なケースや元々の体力や年齢によっては生死に関わる場合もありますので要注意です。
健康な若い方でも慢性的に持続すると日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
ではこのような夏バテに対しての疲労回復を促すことができる方法をいくつか紹介します。
①リラクゼーション、筋肉の緊張緩和
身体をリラックスさせることは健康においても美容においても非常に重要です。
日中にエネルギーをしっかり使用し、夜にしっかり休むというメリハリとバランスが疲労を回復する過程で最重要となります。
心身ともに過度のストレスや負担を抱える前に整体院やマッサージ店といった場所で身体のケアを行うことが、健康を維持することにもつながります。
②冷水シャワー
身体に熱がこもり体温が上昇するケースもあります。
冷水シャワーは身体をリフレッシュさせ血管の収縮と拡張を促すことで血流促進効果も得られ、体内の循環機能の改善も図ることができます。血流を促進させるという意味では運動も同様ですね。
③熱中症予防
対策ではなく予防となりますが、近年非常に重要視されています。
予防をして夏バテに陥らないことが最大の健康法ですよね。こまめな水分補給を意識し冷却グッズの使用等など、簡単に始められることから意識を向けるようにしましょう。
なんといっても最大の疲労回復術は睡眠です。
質の高い睡眠を取るための行動を心がけることが大切ですね。とはいえ、気をつけていても避けることのできないケースもあります。
自分自身の状態をしっかり把握し、体調の変化にいち早く察知し対応できるよう普段から疲労回復に努めましょう。