突然ですが、皆さんは身体を洗うとき、ボディソープを使う派ですか、それとも石鹸派ですか?
多くの方はボディソープを使っているのではないでしょうか。
使い勝手も良いし、石鹸より使うのが面倒じゃないとか、様々な理由があると思います。
ただ芸能人の方も意外と石鹸を使っているようです。
本日はその秘密に迫ってみたいと思います。
なぜ石鹸を使うの?
まず固形石鹸はボディソープに比べて洗浄力が高いとされています。これは、固形石鹸に含まれる純石鹸分が多いためです。
純石鹸分とは、洗浄成分である脂肪酸アルカリ塩(脂肪酸カリウム・脂肪酸ナトリウム)のことで、水に溶けると界面活性剤として機能します。
一般的なボディソープでは約30%の洗浄成分が含まれており、固形石鹸は40~90%と高く設定されており、比較してもかなり洗浄力が高いんです。
また固形石鹸はその製造プロセスから包装、使用、最終的な廃棄に至るまで、環境に与える影響が少ないとされています。
多くの固形石鹸は天然成分で作られており、合成界面活性剤を使用しないため、生分解性が高く、水質汚染のリスクを減少させます。
さらに、固形石鹸はボディソープに比べて包装が少なく、プラスチック廃棄物の削減に貢献します。
昨今、SDGSが注目されている世の中ですし、そういった観点も非常に大切ですよね。
加えて石鹸は長持ちするため、頻繁な購入が不要となり、家計にも優しい選択なのでおすすめです。
一方でボディソープは使用の便利さで優れています。
ポンプ式の容器から簡単に液体を取り出せるため、使用が迅速かつ簡単ですし、ボディソープは豊富な泡立ちを提供し、清涼感ある洗い上がりになります。
固形石鹸は、泡立てるためのネットなどを使用する必要があるので、少し使うまでに時間がかかってしまいます。
長期的に見ると、固形石鹸のシンプルで自然な成分は肌にとってより健康的な選択と言えるかもしれませんが、使い勝手も含め日常生活にどのように取り入れるのか、考えてバランスよく取り入れるのが良いかもしれませんね。