睡眠と健康には非常に強い関係性があるのは皆さんご存じだと思います。
あまり寝れなかった日は頭痛がしたり、あまり集中できなかったりしますよね。
また睡眠不足は健康だけでなく、美容にも大きな影響を及ぼします。
顔色が悪かったり、肌がくすんでいる場合、その原因は睡眠不足かもしれません。
お肌の状態を改善するには、外側からのスキンケアだけでなく、内側からのアプローチも重要です。
本記事では、睡眠不足が与える肌への影響について解説します。
睡眠不足と肌への影響
睡眠不足になると、体の疲れが取れず、血液がドロドロになりやすいと言われています。
ドロドロの血液は細い血管を通りにくくなり、全身の血行が悪化します。特に毛細血管の血流が減少し、お肌に必要な栄養が行き届かなくなります。
その結果、新陳代謝が低下し、顔色が暗くくすんで見えるようになります。
寝不足の日に顔が疲れたように見えるのは、血行不良によって毛細血管に血が行き届かなくなるためです。
また顔は常に紫外線やメイクなどの刺激にさらされています。刺激を受けると、お肌はメラニンを生成します。
メラニンは本来悪いものではなく、紫外線から肌を保護してくれます。
ただ新陳代謝が活発でお肌のターンオーバーが正常なら、メラニンは角質と一緒にはがれますが、睡眠不足でターンオーバーが乱れると、メラニンを含んだ細胞が肌に溜まります。
その結果、しみ、そばかすやくすみなどの肌トラブルを起こしてしまうかもしれません。
お肌にとってベストの睡眠時間とは?
一般的に、お肌のコンディションを回復させるためにはお肌にとって一番良い時間帯に寝ることが大切です。
それは22時~2時の間と実は言われているんです。これは、成長ホルモンの分泌がその時間帯にピークを迎えるためです。
この時間に睡眠を取ることで、新陳代謝を活性化させ、お肌の正常なターンオーバーを促すことができます。
ただ現実問題22時に就寝することはなかなか難しいですよね。
もちろんその時間帯にしっかり寝ることが大事ではあるのですが、実は寝ついてからの3時間が最も深い眠りに入る時間帯で、この時間にしっかり体を休めることができれば、成長ホルモンは分泌されると言われています。
何にせよ、睡眠不足は健康にも美容にも悪影響なことは間違いありません。
睡眠の妨げになるような、例えば寝る前に携帯を使うこと等は控え、睡眠の質を高める工夫をすることが、美肌への近道となるでしょう。