近年コロナ禍の影響等で在宅ワークやオンラインでのやりとりが増え、デスクワークの時間が増加するとともに、パソコンやスマホを見る時間が長くなっていませんか?
利便性は年々高まり生活の一部となっているデバイスですが、それらの影響により日常の姿勢に大きく悪影響を及ぼしている可能性があります。
猫背や反り腰、巻き肩といった特徴的な悪い姿勢から、腰痛やストレートネック、肩こりや首こりなどの症状に悩まされる方も多いのではないでしょうか?
今回はそのなかでも巻き肩に関して解説します。
そもそも巻き肩とは?
身体を横から見た時に、肩は通常耳の直線上に位置するものですが、耳の位置よりも前に突き出ていることを巻き肩と呼びます。この巻き肩に関連して姿勢の変化が起こり猫背につながります。
巻き肩の最も有効的な改善方法をご紹介します。
整体院に通う
巻き肩の原因は様々ですが、胸の前の筋肉や首から肩甲骨付近にかけての筋肉が硬くなることが主な要因であることが多い傾向にあります。
自分自身でストレッチなどを行うことも重要となりますが、専門家に頼るのも選択肢の一つです。
筋肉や関節、解剖学的な知識をもとに施術やアドバイスをしてもらえるでしょう。
また、巻き肩といっても肩周りの問題だけではありません。巻き肩になる根本的な原因として姿勢の影響等が考えられます。トータルしてケアをしてもらえる整体院は最も有効的な改善方法であると言えます。
今すぐ始められる巻き肩のセルフケア方法
・姿勢や生活習慣の見直し
まずは普段の座っている姿勢や立っている姿勢を見直してみましょう。
普段は意識していない姿勢を少し意識するだけでも、肩周りの筋肉への負担は変化します。寝る姿勢に関しても横向きで寝ると肩が内側へ入りこみやすいので注意が必要です。
・ストレッチをする
巻き肩や肩こり、首こりなどは筋肉の血流が悪くなった状態です。凝り固まった筋肉を柔らかくし血流を改善させるためにもストレッチは有効な手段です。
・筋力トレーニングをする
あくまで筋肉を大きくするトレーニングではなく、姿勢改善のためのトレーニングが必要です。
姿勢を保持する働きをする、インナーマッスルと呼ばれる筋肉のトレーニングを行うことで姿勢の改善につながり、巻き肩の改善はもちろん、巻き肩が原因で起こる肩こりや首凝り、腰痛といった症状の改善も期待できます。
姿勢は悪くなってから気づき始めることが多いですが、日頃から意識をしていないと徐々に悪い姿勢になっていき、身体の様々な悪影響を引き起こします。
まずは自身の姿勢を見直すところから始めてみてはいかがでしょうか。