季節の変わり目には、天候が不安定ですよね。
風邪が強い日があったり、雨の日があったりとお出かけする時の服装などにも困ってしまいます。
また雨の日は髪のセットが決まらなかったり、外に出ると髪がうねってしまったこととかありませんか?
実は雨と髪の毛の変化には大きな関係があり、それに応じたヘアケアをする必要があるんです。
本日は雨の日のヘアケアについて解説します。
雨の日のヘアケアとは
まずなぜ雨の日に髪がうねってしまうのでしょうか。
その理由は髪の水分バランスの変化が原因なのです。
雨の日には、空気中の水蒸気が多くなるので、その水分が髪に吸収されることでキューティクルが開き、髪の内部へと浸透していきます。
そうなることで、髪の本来の形状に影響が与えられ、カールやウェーブが強調されることで、髪の毛にうねりが出てきてしまいます。
パーマ等により髪が傷んでいる場合、キューティクルが開いた状態が長く続き、湿気をより多く吸収しやすくなるため、より影響を受けやすいとされています。
また日本の梅雨時期である5月から7月にかけては、湿気だけでなく紫外線の強さも増すため、髪へのダメージが加速すると言われています。
紫外線は髪のタンパク質を破壊し、その結果、髪は乾燥し、必要な油分や栄養を失います。
これが進行すると、髪の内部構造が空洞化し、さらにはうねりが強くなる可能性があります。
ではどのように対処すればいいのでしょうか。
まず一番簡単な方法ですと、縮毛矯正とストレートパーマをすることです。
強いパーマをかけることにより、しばらくの間髪の毛が半強制的に真っすぐになりますので、湿気の多い梅雨時期にもうねりもでず髪をキープできるでしょう。
次に、雨の日のスタイリングでは、髪を緩くまとめることがポイントです。
例えば、ゆるいポニーテールやボブスタイルは、髪が顔に触れるのを防ぎ、湿気による影響を最小限に抑えることができます。
これらのスタイルは、髪の表面積を減らし、湿気との接触を抑える効果があります。
時期的にどうしても髪に湿気が晒されてしまうということは仕方ないことかと思いますので、帽子やスカーフなどを使いおしゃれにも気を付けながら、物理的に湿気や紫外線から髪を守り、また外出時の髪の乱れを防ぐという方法も効果的です。
最後に、定期的にエステや美容整体などでヘアトリートメントやヘッドスパを受けることをおすすめします!
専門のお店で施術を受けることで自宅ケアでは難しい髪の深部まで栄養を届けることができ、髪と頭皮の検討を保てますし、ダメージの修復や予防に繋がります。
以上の様に、雨の日はやはりどうしても髪のコンディションには影響が出てしまうようですね。
どうしても気になるという方は、少しでもうねりを抑えるために、雨の日に適したスタイリングやパーマをするなどして対策をしましょう。