春の陽気が訪れて、暖かく過ごしやすい季節になりましたね。
冬の様に寒くないですし、夏に向けてそろそろダイエットをしようと思っている人もいるのではないでしょうか。
私も先日久々にジョギングをしてきました。そうすると次の日にまさかの筋肉痛が・・・
なぜ運動や筋力トレーニングをしたら筋肉痛になるのでしょうか。
今日は筋肉痛がどの様にして起こるのかを解説します。
筋肉痛のメカニズム
筋肉痛の原因は主に二つあります。
一つ目は、激しい運動や体に馴染みのない活動によって引き起こされる「筋線維の微細な損傷」です。
二つ目は、運動による「代謝産物の蓄積」です。特にジムでする筋力トレーニングのような、筋肉を伸ばしながら負荷をかける運動(エキセントリック運動)は、筋線維に小さな裂傷を引き起こしやすく、その結果として筋肉痛が発生します。
私の場合は、久々に体を動かしたので、前者の方に当てはまるのでしょう。
筋肉痛の症状は、主に痛みや筋肉の張り、動かすときの不快感や違和感に現れます。
痛みは運動直後ではなく、私もそうでしたが、通常は24〜48時間後に最も強く感じられます。
この遅延性の痛みは、「遅延性筋肉痛(DOMS: Delayed Onset Muscle Soreness)」と呼ばれ、通常は数日間で自然と痛みは引いていくでしょう。
普通の筋肉痛であれば、数日経過すると自然に消えていくと思いますが、早く治したいなら軽度の運動はおすすめです。
軽いジョギングやウォーキングなど、対象の筋肉を穏やかに動かすことで血流が促進され、筋肉の回復が促されますし、筋肉を優しくストレッチすることで、緊張が和らぎ、柔軟性が向上します。
ストレッチは筋肉の硬さを軽減し、痛みを和らげることができます。 それでも気になるという方は整骨院やエステで気になる患部をほぐしてもらうのも良いでしょう。
また筋肉痛の回復を促進するためには、適切な水分補給と栄養が重要です。
特に、タンパク質の摂取は筋肉修復を助け、ビタミンやミネラルの摂取は体の機能をサポートします。
ボディビルダーの方が、筋力トレーニングをした後に高タンパクの鶏肉を食べるのが良い例でしょう。
久々に運動をすると筋肉痛になり億劫になるかもしれませんが、運動前後にウォームアップやクールダウンをしっかり入れて予防しつつ、また早く回復できるようにストレッチなどをして、健康的な運動習慣を身に付けたいものですね。