皆さんは角質肥厚って聞いたことありますか?
角質肥厚と書いて、「かくしつひこう」と読みます。
角質肥厚は、肌の外側にある角質層が厚くなる現象で、特に足の裏や手のひらによく見られますが、体の他の部位にも現れることがあります。
簡単に言えば、読んで字の如くではありますが、角質が厚くなり肥えている状態だということです。
本日は、角質肥厚ができる原因とその対策について話してみたいと思います。
角質肥厚の原因
まずどうして角質肥厚ができるのかということなのですが、私たちの肌というのは通常1カ月弱でターンオーバーすると言われています。
つまり肌が古い肌から新しい肌へと生まれ変わるということです。
ただそのターンオーバーのリズムが狂うこともあるんです。
それは年齢によるものであったり、仕事が激務で睡眠が取れなかったり、ストレスや食生活の乱れが悪影響を及ぼし、本来剥がれ落ちるはずの古い角質がお肌の表面にどんどん溜まっていきます。
これが角質が厚くなる1つの原因です。
またその他の理由ですと、同じ個所に摩擦や圧力をかけ続けることで角質肥厚になることがあります。
例えば、サッカーなどの様な競技の性質上、足の裏に圧力やストレスがかかりやすいスポーツをやっている人や女性だとヒールをよく履く人なども角質肥厚ができやすい傾向にあります。
角質肥厚の対処法
角質肥厚の基本的な対処法は、当たり前ではありますが肌を清潔に保ちながら適切に保湿することです。
保湿クリームなどを使用することにより、肌は柔らかく保たれ、過剰な角質層の形成を抑制できます。
特に、尿素、ヒアルロン酸、グリセリン、セラミドを含む保湿液などが効果的です。これらの成分は肌に水分を引き寄せ、保持するのを助け、角質層を柔らかくし、自然なターンオーバーを促します。
また定期的なピーリング施術を受けることもオススメです。
リプラスでもピーリングは非常に人気のメニューではありますが、専門家に処置してもらうことで肌荒れの原因を追究することもできますし、安心感もあり効果も期待できるでしょう。
日常的に出来ることですと、特に足の裏などに角質肥厚ができやすいので、適切なサイズとサポートのある靴を選ぶことは大切です。
また長時間同じ姿勢を避けることで、同じ個所にストレスを与えないということも意識しながら行動すると良いでしょう。
角質肥厚は誰にでもなる可能性がありますが、硬質化してひび割れたりすると少し痛みがでますが、大きく健康的に悪いというものでもありません。
ただ見た目にもよくないですし、放っておくとシミやそばかすの原因にもなるので、早めに対処する方が良いでしょう。