先日、猫背の影響について話しました。
猫背ってスタイルだけの問題ではなく、良くも悪くも心身ともに影響を与えてしまいます。
合わせて読む → 猫背の影響
本日は、なぜ猫背になってしまうのか? またどうやったら猫背になるのを防げるのか、どうしたら改善できるのかについて解説します。
猫背の原因
猫背になる原因はいくつかありますし、注意していけば改善していくものでもあります。
いくつかご紹介します!
生活習慣
今や猫背は生活習慣病の一つといっても過言ではないでしょう。
現在は多くの方が仕事や学業でパソコンを使っていると思います。
集中しているとついつい前かがみになってしまうので、長時間同じ姿勢でいることが余儀なくされます。そうすると背筋が伸びてしまい、猫背になる原因になります。
加えて現代人は常にスマートフォンやタブレットを使うことが非常に多いため、首と上背部に負担がかかり猫背を促進する理由にもなります。
また家でもソファに深く座ったり、横になって雑誌を見たりテレビを見たりすることもあると思いますが、そういった何かを長時間見ることも、不適切な姿勢が継続してしまうので、背中が曲がってしまいます。
筋力の不均衡
猫背を防ごうと思ったら、バランスの良い筋肉が必要です。
特に背筋と腹筋のバランスは重要です。腹筋が弱いと、背筋の力に引っ張られて体が後ろに倒れてしまうため、それを補うように上半身が前に傾く姿勢になってしまうんです。
逆に筋力トレーニングをする際に、腹筋ばかりを鍛えていると、筋力の強いほうに引っ張られるので、前かがみになってしまうこともあります。
猫背の効果的な改善方法
上記でお伝えしましたように、基本的には猫背になる方は、積もり積もりってなってしまう方がほとんどです。
もちろん事故や遺伝とかそういった理由で猫背の方もいますが。
なので普段の生活習慣から変えて猫背にならない努力が必要なのです。
日常生活の見直し
猫背を防ぐために普段の歩く姿勢や座る姿勢も共生していく必要があります。
例えば、鏡の前で自分の姿勢を確認し、背筋を伸ばし、肩を下げ、頭が背骨の上に来るよう意識することや、耳の位置が肩と垂直になるよう心がけるなどすることも効果的です。
また普段使っているツールを見直すことも大事です。
腰をしっかりサポートする椅子を選び、テーブルの高さを調整して、腕が自然に置ける位置にするなどして出来るだけ姿勢が前かがみにならないように調整しましょう。
またコンピュータやテレビの画面は、目線の少し下に位置するように設置することで、目線が上下して姿勢が不自然にならないようにすることもできます。
猫背の原因 | まとめ
一度猫背になってしまうと、矯正するのに時間がかかってしまいます。
そうなると筋力トレーニングやストレッチなどを中長期にかけてやる必要がでてきます。また中には姿勢矯正ベルトなどを使わないとどうにもならないという方もいるようです。
やはりそうならない為にも生活習慣を少しづつでも見直すことが一番の近道と言えるかもしれませんね。
もう既に猫背だというかたは整体やカイロプラクティックなどに行き専門家の意見を聞き、骨格の調整や姿勢改善のサポートを受けることをおススメします。