ふくらはぎが第二の心臓と呼ばれていることは広く知られていると思います。
ふくらはぎの筋肉は、血液を上半身に送り返すポンプのような動きで重要な役割を担っています。
そのふくらはぎの筋肉の働きが少ないと、血液の流れも滞ってしまいやすく、足のむくみの 原因に直結します。
一方ふくらはぎの筋力があり、ポンプの役割を十分に担えていると 様々な美容効果が得られることも事実です。
ふくらはぎの筋肉があまり働いておらず、脚の血流が悪い状態にあるとむくみを引き起こします。
むくみとは、血流の流れが悪いことによる老廃物の滞りが主な要因です。
普段運動習慣がなかったり、筋肉量が減っている方は、心臓から送られてきた血液をふくらはぎの筋肉(ポンプ)で十分に送り返せていない状態にあります。
血液の流れが悪いと老廃物が滞りやすく、重力によって症状として脚にむくみという形で現れやすくなります。
ふくらはぎの筋肉の働きがもたらす美容効果
・むくみや冷え性の改善
冷え性は女性の方に非常に多くみられます。ふくらはぎの筋力のみではありませんが、ふくらはぎをトレーニングすることで血流やリンパの流れの改善につながります。
・ダイエット効果
ふくらはぎの筋肉量が増加すると基礎代謝量の向上にもつながります。
基礎代謝とは、最低限必要な消費エネルギーのことで、基礎代謝が下がると消費エネルギーが減ることになるため、太りやすい体質と解釈することができます。一方基礎代謝が上がるということは、エネルギー消費をしやすくなるため、痩せやすい身体を作ることができるということになります。
・血液の循環がよくなる
むくみや冷え性の改善にも言えることですが、血液の循環を改善させることであらゆるメリットがあります。血流が滞っている状態では、脚の疲れや重だるさ、むくみ、冷え性、太く見えるなど様々なデメリットがありますが、循環が改善されるとそれらの症状改善に加え、疲れにくい身体づくりや老化の防止といった効果まで見込めます。
ふくらはぎを鍛えると脚が太く見えるかもしれないと、心配される方もいらっしゃるかと思います。
しかし、適度な運動やトレーニングで容易に太く見えることはありません。 まずは脚の引き締めや血流改善などの効果を実感することが重要です。
簡単なエクササイズから始め、自ら美容効果を確かめてみてはいかがでしょうか。