日本人に多いとされているO脚ですが、あまり見た目も美しくないですよね。
O脚が日本人に多いとされる理由の一つに、日本特有の座り方や生活習慣が関係していると考えられています。
今日はO脚になってしまう原因とどうしたらO脚を改善できるかをお話しします。
O脚の原因と改善方法
先程もお伝えしましたが、O脚は日本人に多いと言われています。その原因に日本人特有の姿勢や生活習慣も関係していると思われます。
なぜならば悪い姿勢や特定の姿勢を長時間続ける生活習慣は、骨格や筋肉に不自然な負荷をかけ、O脚を引き起こすまたは悪化させる主要な原因となるからです。
例えば、日本特有のあぐらや正座なども膝やまた関節に負担をかけ、O脚を促進するとされています。
加えて、運動不足や偏った運動により、太ももの内側の筋肉が適切に発達せず脚が自然と外側に開きやすくなり、O脚になってしまう可能性を高めます。
また幼少期などは自然とO脚だったりしますが、その多くは成長と共に改善するものです。
しかし、ビタミンD不足による骨軟化症や遺伝的要素がが骨の成長に影響を与える病気がO脚を生じさせている可能性もあります。
それではどうやってO脚を改善するのでしょうか。
結論をいいますと、O脚を改善するためには運動と生活習慣の改善しかありません。
先程も筋力が弱いがために姿勢が崩れO脚になっていると言いましたが、逆にいうと弱っている部分を鍛えることで改善することもできます。
スクワットなどの自宅でも出来る基本的運動はおすすめです。脚の筋力を強化し、筋肉のバランスを改善するのに良いですし、特に脚の内側の筋肉に焦点を当てるトレーニングはO脚の矯正に効果的です。
またO脚は普段の生活の積み重ねも大きく影響しています。
例えば、座る時には足を組まずに背筋を伸ばして座るようにするであったり、歩いたり走ったりするときには膝と足の指先がまっすぐになるようにすることにより内股になることを避けるなども非常に大切です。
それらの行動は1日の中でかなりの時間を使っているので、ちょっとしたことと思うでしょうが、実は大きな影響を及ぼしているのです。
O脚は見た目が悪いというだけでなく、腰や膝への負担も大きく様々な問題を引き起こす可能性があります。
しかし適切な運動や生活習慣の改善などの日々の小さな努力と積み重ねが大きな改善をもたらすでしょう。
ただそれでも痛みが発生する、改善の兆しがない場合は、病院や整骨院などの専門家に診てもらう方が良いでしょう。