毎日の入浴の時間は、1日の疲れをとり汗を流す至福の時間だと思います。
そんな入浴は美容の時間としても非常に重要です。
湯船の温度や入浴時間にこだわったり、入浴中にマッサージをするなど、ひと手間加えることで得られる美容効果は多々あります。
今回は、入浴時にさらに美容効果を得るためのアイテムである入浴剤の美容効果に関して解説します。
入浴剤を使うと得られる効果
・温浴効果
炭酸ガスの含まれた入浴剤を使用することで毛細血管を拡張し、血行や新陳代謝が促進され、身体を芯から温める効果を得ることができます。
また、皮膚の表面のタンパク質と結合して膜を作るため、湯冷めしにくい身体を作ることができます。
・肩こりやむくみの改善
炭酸ガスの含まれた入浴剤や薬湯風呂系等の入浴剤を使用すると、温熱効果から血行が促進され疲労回復や痛みの緩和などにつながります。
・リラックス効果
血行促進成分が含まれた入浴剤は、お湯に溶け込むことで温熱作用や香りによるリラックス効果があらわれます。
なかには香りが強いものもあるため好みは分かれますが、自分に合う好みの香りであると、ストレスの解消などにもつながるでしょう。
・保湿効果
保湿成分の入ったバスミルクやオイルなどの入浴剤は乾燥を防ぎたい方におすすめです。
ただ敏感肌の方や肌荒れを起こしやすい方は注意が必要です。
・角質除去効果
酵素が入った入浴剤は角質ケアに最適です。
酵素の作用によって古い角質が分解され、汚れを落としやすくすることができます。
特に踵や肘などカサつきやすい部分が気になる時に使用するとよいでしょう。ただこちらも着色料や香料といった肌への刺激が想定されるものには注意が必要です。
入浴剤の美容効果 | まとめ
入浴剤の種類は多々あります。
一つの入浴剤で全ての効果を得られる訳ではなく、多少なりともそれぞれメリットデメリットがあります。
入浴は毎日行うものですので、その日に実感したい効果などから種類を選択すると失敗は少ないのではないでしょうか。
また、入浴時のみならず入浴後のケアが非常に重要です。
入浴後は血流がよくなり体内の水分が消費されています。
入浴後の水分補給とスキンケアは必ず行うようにしなければ、かえって肌トラブルなどの問題を引き起こしてしまいます。
入浴時の効果を漏れなく得られるよう、入浴後のケアまで日々継続して行うようにしましょう。